イギリスのEU離脱が決まった日
今日は、そんな日でした。
びっくり。何だかんだで、残留すると思ってたから。
私の好きなイギリス人俳優や作家たちはみんな残留派だったので、その発信に影響されていたかな。そういった人たちの生まれ育ちや社会的ステイタスを考えると、やっぱり階級社会なんだな、と感じる。
ただ、離脱派の気持ちもわからなくはない。
と、とてもイギリスに興味のある日本人としては思うのでした。
酷いことも狡いこともやり尽くしながら、人権に敏感で動物福祉を発達させた国。伝統にこだわる一方で、パンクな音楽やファッションを流行らせた国。絵画やクラシック音楽などのジャンルはイマイチ苦手だが、文学は超一流の国。英語を世界中に広めたものの、第二言語としての使用人口の多さに圧倒され、逆にネイティヴの正統性が脅かされつつある国。
そして、その「国家」という枠組みを融解することは、けっきょくできないんだな、と、しみじみ。
これから、どうなるんだろうね。
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